入院の手引き

1.入院時に用意していただくもの

・印鑑、・保険証、・患者様が入院生活に必要とするもの、洗面用具一式(タオル、石鹸、石鹸箱、シャンプー、リンス、歯ブラシ、歯磨き粉、洗面器、コップ[いずれもプラスチック製等]、チリ紙(水洗用)、生理用品、洗剤、洗濯バサミ、ヘアーブラシ、クシ、下着(上下各3着位)、上着(季節に応じて2着位)、寝間着、上履き、下履き等で、詳しくは看護者の指示に従ってください。

2.小遣いについて

 小遣いは、入院時に事務室に預けていただきます。病状により個人差がありますが、10,000円~20,000円程度必要と思われます。(預かり証を発行)
 但し、オムツを使用する方は別途必要となります。
 医療代行業務費(小遣い管理費)として、日額40円(税別)必要となります。
 年金管理等(各種事務手続きを含む)を依頼される場合には、別に日額30円(税別)必要となります。
 このことについて、ご不明な点があれば事務職員にお尋ね下さい。

3.所持品について

 入院患者様が、所持するものについては全て看護者の許可を得てください。ライター、カミソリ、果物ナイフ、アルコール類、その他の危険物、薬等は持ち込まないようにして下さい。

 日用品、衣類等を持ってこられた場合は、ナースステーションにて、看護者に確認してもらって下さい。所持品には、紛失等を防ぐため、氏名を記入してもらう場合があります。

4.洗濯物について

 洗濯は原則として入院患者様が自らすることになっていますが、もし出来ない場合には、定期的に家族の方が持ち帰るか又は病院に申し出て下さい。
 洗濯を患者様自らする場合、コイン式洗濯機を使用して下さい。(1回100円)
 洗濯を病院に依頼する場合、衣類洗濯代として日額100円(税別)必要となります。

5.面会について

 面会時間は9時30分~16時となっております。事務室受付にて面会カードご記入されましたら事務職員が看護者に連絡いたします。面会は原則的に制限はされませんが、患者様の病状によっては主治医の指示でご遠慮頂くことがあります。しかし人権を擁護する行政機関の職員や患者様の代理人である弁護士、もしくは患者様又は家族等の依頼により患者様の代理人になろうとする弁護士については面会を制限されることはありません。また入院治療上必要な場合には、患者様の行動を制限することがあります。
 なお、患者様の食事は栄養を考えて献立していますので、面会時の飲食物の持ち込みは、種類、分量によりご遠慮願うことがあります。

6.通信について

 患者様の入院中、手紙やはがきの発信・受信は制限されることはありません。ただし、手紙等に異物が同封されていると判断される場合には、看護職員立会いのもとで、患者様自身に開封していただき、その異物は病院に預かる場合があります。
 電話については原則的に制限されませんが、患者様の病状に応じて主治医の指示で一時的に制限されることがあることをご了承下さい。しかし人権を擁護する行政機関の職員や患者様の代理人である弁護士との電話は制限されることはありません。
 病院内の規則に従い、他の患者様のご迷惑にならないよう病棟内、外来待合室に設置している公衆電話をご利用下さい。

7.外出について

 外出する場合は、主治医の確認を得て、看護者に行き先・帰院時間等を伝えお出かけ下さい。

8.外泊について

 外泊は患者様の治療の上で大切な事柄です。帰院の際に外泊許可証に外泊時の状態等を詳しく記入して下さい。ご家族のご協力をお願いいたします。

9.病院への電話による問い合わせについて

 入院中の患者様の病状についての問い合わせ、又は医師に対する相談は電話ではお断りする場合もあります。患者様、担当看護者への電話も急を要する以外は午前9時~午後8時までにお願いいたします。

10.徳島県知事に対する請求について

 不明な点、納得のいかない点がありましたら、病院の職員にお申し出下さい。それでもなお患者様の入院や処置についてご納得がいかない場合には、患者様又は家族等は、退院や病院の処遇の改善を指示するように徳島県知事に対し請求することができます。
 詳しくお知りになりたいときは、病院の職員にお尋ねになるか又は下記にお問い合わせ下さい。

(連絡先)
徳島県健康増進課 母子・こころの健康担当
電話番号 088-621-2225

11.病院内規則について

 それぞれの病棟に規則があります。これは入院患者様の治療環境をよくするためのものであります。お互いに守るように心がけましょう。

12.入院費のお支払いについて

 月末で締め切り計算いたしますので、翌月10日以降に事務室にてお支払い下さい。
 保険適用外費用等の支払いについても同日にお支払い下さい。
 必要金額の確認については、電話にても対応できます。

13.その他

 入院患者様の診断・医療が適切に行われるように主治医や看護者の指示に従いご協力下さるようお願いいたします。おわかりにならないことがありましたら、ご遠慮なく職員にお尋ね下さい。